(一社)大学女性協会新潟支部では、当会の目的である「女子の高等教育の推進・女性の地位の向上・国際理解」に対して共感を持つ女子学生に、大学女性協会新潟支部奨学賞として奨学金を贈呈し、その勉学と研究活動を奨励いたします。
下記から応募要項、応募書類をダウンロードして詳細をご確認ください。
応募要項PDF、応募用紙xls(応募申請書/履歴書・自己紹介書)ダウンロード
1. 応募資格 新潟県内の大学の各学部・大学院で学ぶ女子学生(過去の受賞者を除く)
原則として、奨学賞授与式(2023年12月2日)に出席可能な方
2. 支給額および募集人数 5万円 若干名
3. 応募書類 以下の書類を応募者本人が下記まで郵送のこと
①小論文「ジェンダー平等社会実現のためにすべきこと」 副題を必ずつけること
② 成績証明書 1部 ※応募時点で直近の成績証明書を取り寄せること。原本に限る。
③ 申請書(JAUW大学女性協会新潟支部のウェブサイトから印刷して使用)
④ 履歴書・自己紹介書(JAUW大学女性協会新潟支部のウェブサイトから印刷して使用)
4.応募期間 2023年9月1日(金)から10月10日(火)まで 締切日必着
5.応募書類送付先 〒951-8122 新潟市中央区旭町通二番町5239あさひ幼稚園気付
(一社)大学女性協会新潟支部 宛
6.問い合わせ 下記新潟支部のウェブサイト「問い合わせフォーム」をご利用ください。
7.結果通知時期 11月上旬 本人および大学に通知します。
8. 授与式 第74回奨学賞授与式2023年12月2日(土) 新潟市内
*詳細は応募要項をご覧ください
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昨年度の授与式の様子はこちら新潟支部奨学賞の歴史
大学女性協会の活動目標の一つである女性の高等教育推進のために、支部奨学賞が設けられたのは、支部設立の3年後の1950年である。人物、成績共に優れた女子学生、女子高校生に、一層の努力と将来の活躍を願う思いを託して贈られる奨学賞は、2022年の第73回までに979名に贈呈してきた。当初は大学・短大生と高校生を対象に、2001年からは大学・短大生と大学院生、新潟大学への留学生を対象にしてきた。2012年には従来の学校推薦方式から公募方式に変更。
男女共同参画部会ではオンライン公開学習会を開催します。会員以外の皆様からも、男女を問わずご参加いただけます。
テーマ:「ジェンダー平等を目指すインクルーシブな社会づくり」
~日本のジェンダーギャップ指数の改善に向けて~
講師:定方美恵子さん 元新潟大学ダイバーシティ推進室長、新潟薬科大学看護学部長
内容:理系女子の芽をはぐくむ教育、企業での女性のリーダーを育てる土壌、教育研究機関で女性上位職を増やす等の取り組みを紹介し、日本のジェンダー・ギャップ指数の改善に向けて、わたくしたちが取り組むことは何か、考える機会とします。
日時:9月7日(木) 1時半~3時半
参加費:無料
申し込み:このウェブサイト右下の「お問い合わせ」欄からお知らせください。
*新潟市市民活動支援センター会場の開催はとりやめ、オンラインのみでの開催となります。
このたび、当会本部生涯学習委員会の編集により、「震災の記憶をつなぐ」が発刊されました。著者として当支部からも3名の会員が参加し、2004年の中越地震、1964年の新潟地震の体験記が掲載されています。お手に取ってご覧いただけましたら幸いです。
「震災の記憶をつなぐ」 大学女性協会[編] 46 判 縦組み 216 頁 定価:1980 円(本体 1800 円+税) 発行:すぴか書房
ISBN978-4-902630-31-2
昭和、平成の災害の記憶を風化させないために、次世代へ語り継ぐ。発災直後の体験、その後の生活対処、支援、さまざまな気づき。防災対策、被災者支援、復興事業に不可欠なジェンダー/女性の視点からの発言集。
【まえがきより】
「東日本大震災、阪神淡路大震災に限らず、突然非日常の中に放り込まれた発災時の体験や、それに続く生活者としての対処は、人生の一齣(こま)として強く記憶に刻まれています。そして、そこには必ず学びがあり、活かすべき教訓を伴うもののようです。それぞれが伝えている内容はさまざまですが、緊急時に必要なこと、防災に役立つ生活の知恵、また政治や行政に要請したいことなどの提言は、はからずも、SDGs の理念でもある「誰一人取り残さない」ジェンダー平等の視点で共通していました。読者の皆様には、そこに、本書が女性たちの記録集として編まれたことの意義をお認めいただければありがたく存じます。
詳しいご案内はこちらhontoで購入Amazon.comで購入
このたび当会本部調査研究委員会の主催により、下記のテーマを設定して、高等教育機関で学んでいる学生を対象としてアンケートを実施し調査研究に取り組むことになりました。学生の皆さんの実情や本音を伺い、よりよい社会になるための方策を考えていきたいと願っております。
テーマ「ケアしあう希望ある社会を目指して~ユースの生きづらさを探る~」
回答フォームはこちら 【趣旨】
2022年10月に(一社)大学女性協会が行いました公開シンポジウム「 ユースの視点から見直そう これからの日本 」では、若者支援や若者の活動、若手研究者の現状について学ぶ良い機会となりました。近年コロナ禍で大学生の生活は大きく変化し、さまざまな問題や課題が顕在化してきたこともわかりました。私たちはこれまで様々な教育問題に関心をもってきましたが、これからは当事者の視点を積極的に学び、ユースが生きやすい希望ある社会の実現に協力していきたいと願います。
私たちは「ユース」を厳密な定義のもとに使っておらず、若い次世代という広い意味で使っていますが、今回のアンケートは、高等教育機関に在籍する学生を対象に実施する予定です。
※「ケアしあう社会」の「ケア」はともすれば「支援する者・される者」という上下関係に陥りがちですが、私たちは、お互いの力のバランスが保たれた思いやりのある助け合いとして、また、行政の福祉政策なども含めた広く包括的な概念としてとらえています。
【調査の目的】
〇現在のユースが抱えるさまざまな問題を把握する
〇問題の背景にある社会的障壁を認識する
〇社会的障壁の除去や解決方法を検討する
〇どのように助け合うことができるかを追究し、提言に繋げる
【スケジュール】
5月中旬 会員→大学・学校関係者、学生に別チラシにてアンケート依頼
5月下旬~6月
Google formsにてアンケート実施 6月30日締め切り
10月21日 全国セミナーにて中間報告
新潟県教育庁がまとめる各種奨学金についての情報提供誌「奨学金ガイド」に、「(一社)大学女性協会新潟支部奨学賞」が掲載されることになりました。
私どもの奨学賞が多くの女子学生のみなさんから関心を持っていただくきっかけになることを願います。
奨学金ガイド