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2016年度新潟支部奨学生の募集要項等配布

①募集要項

②応募書類(申請書、履歴書・自己紹介書)

*Windowsセキュリティのパスワード入力画面が出る場合は、キャンセルをクリックすることでファイルが開けます

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9月例会のお知らせ

9月例会 講演「介護にかかる費用について?」
講師:新潟市福祉部介護保険課介護給付認定審査係長
吉岡 稚 (よしおか ゆか)さん

日時: 9月24日(土) 14:00~15:30 講演会
*13:30から14:00までは同会場で支部総会を開催します。
場所: 新潟市中央公民館  405号講座室 (クロスパルにいがた 4F)

2016年度版介護保険サービスガイドブックを配布して説明されます。どうぞ何でも気軽に質問してくださいとの事です。
公開講座といたしますので、会員以外の方もお気軽にご参加ください。



  

平成28年 7月例会報告 

報告「2016年G7農業大臣会合について」                       
講師 元新潟市2016年サミット推進課 課長 遠藤和典さん
      
2016年5月26〜27日、G7伊勢志摩サミットが開催され、それに先立って4月23日~24日、農業大臣会合が新潟市で行われた。その開催にいたるあゆみと成果について伺った。

1、サミットについて
サミットとは、日本・米国・英国・フランス・ドイツ・イタリア・カナダ・ロシア(2014年ウクライナ情勢より参加停止)・EUの首脳が参加して1975年から毎年開催されている国際会議だが、日本では、東京で3回、2000年九州沖縄サミット、2008年北海道洞谷湖サミットと続き、その開催に併せて全国各地で関連閣僚会合も開催されている。新潟市においては2008年労働大臣会合から2回目となった。

2、ハイレベル国際会議の開催
新潟市開催のハイレベル国際会議は①2001年FIFAワールドカップ②2008年G8労働大臣会合③2010年APEC食料安全保障担当大臣会合④2016年農業大臣会合が挙げられる。開催地の要件として次のことが必要。
・コンベンション施設;朱鷺メッセ(大型展示場+国際会議場+ホテルを有する。立地の面では警備で市民生活に影響が出にくい。)
・アクセス;東京から新幹線で2h
・ホテル;スイートルームを有するホテルの存在
・エクスカーション;会場近くに見るべきものがある・・・米菓の工場(6次元の農産物)
・セキュリティ;単独で警備可能な新潟県警と第九管区海上保安本部の存在
国際会議を誘致する事によって①経済効果②地域の国際化③地域の広報が期待される。

3、G7新潟農業大臣会合の開催決定まで
2007年、新潟市は「食と花の政令市」となり(食料自給率70%)、2007年食と花の世界フォーラム、2010年食の新潟国際賞、2011年いくとぴあ、アグリパーク設立。2014年革新的農業実践特区に指定され、農家レストランがオープンした。

4、G7農業大臣会合
(1)会合開催までのあゆみ
2014年、泉田知事、篠田市長はサミット誘致を表明し、2015年開催が決定した。地元自治体は開催支援として機運醸成、開催周知を行い、市民の冠婚葬祭、通勤、通学に支障がでないよう、徹底的に理解させるのが仕事である。PRとしてポスター、チラシを最重要視、全町内会に配布、回覧した。全小中学校にも配布しサミット給食を実施、市報にいがたにも記事を連載した。86名による協議会を設置、シンポジウム等を開催した。海外メディアへの発信として、プレスツアーを実施し(USAToday参加)、在京大使館等向け説明会、新潟視察会も実施し、急遽、森山農林水産大臣も視察に訪れた。在米日本国大使館(ワシントンD.C.)在英日本国大使館(ロンドン)でもPRした。農業大臣=食となり、食べ物を通してはおつきあいがしやすかった。市民団体、ホテルでもイベントを支援し、市民ボランティア(70名)を募集した。新潟県警、第九管区海上保安本部、新潟市消防局で訓練を実施した。

(2)G7農業大臣会合
2008年G8労働大臣会合では大臣の出席はほとんどなかったが、今回は大臣による出席であった。「新潟宣言」が採択され①食料需要が増加する反面、異常気象や農業従事者の高齢化によるコミュニティの危機を支援し、②次世代の農業従事者に多様な機能を促す③日本においても、女性の農業従事者の活躍を促進する事を宣言。

(3)G7新潟農業大臣会合関連の取り組み
会合では70人のボランティアが活躍したが、そのレベルは高く、将来、ボランティア登録制度(県には存在)を作りたいと思っている。子供たちによる歓迎セレモニー、チューリップ、越後姫のアピールなど、花見とゴールデンウイークを避けて、この時期ならではのおもてなしができた。また、出発前、急遽、レストランバス見学もされた。森山大臣とボランティアとの記念撮影もされた。

会合後の新潟市の活動として①「新潟宣言」を実現していくモデルケースを作る事、②高齢化を解決する若手農業従事者による特殊法人の取り組み③アグリパークで女性を対象としたセミナー開催等が挙げられる。
この会合は15人のスタッフ(農林水産省、県、市、県警、各コンベンション)で準備されたが、活動を記録した冊子を今、作成中である。
豊富な資料と共に怒濤のようにお話された遠藤さん、ご一緒に活躍したボランティアの女性2名も出席された。エネルギッシュな遠藤さんと活発な質疑応答がなされました。これからは、2019年新潟港開港150周年を担当なさるそうです

7月例会の講演について

7月例会は、国際交流関係の講演として、4月に開催されたG7農業大臣会合の成果について、新潟市の担当課長様に報告していただきます。多くの皆様のご出席をお待ちしております。
公開講演会ですので会員以外のみなさまもぜひご参加ください。


日時 : 7月23日(土) 14:00~15:30 
報告「2016年G7農業大臣会合について」
講師:新潟市2016年サミット推進課(6月で組織は解散)
前課長 遠藤 和典さん
場所 : 新潟市中央公民館405講座室 (クロスパルにいがた 4F)

にいがた女と男フェスティバル2016ワークショップ報告

にいがた女(ひと)と男(ひと)フェスティバル2016
大学女性協会新潟支部ワークショップ
「対話会:共働きの悩み・工夫 ~会員の体験と絵本を参考に~」
日時 2016年6月25日(土)13:30~15:30 
会場 新潟ユニゾンプラザ5F中研修室

体験談:石井玲子会員(新潟県立大学准教授)
ファシリテーター、朗読:高橋令子支部長(キャリアコンサルタント)

2年ぶりの団体参加となった新潟県女性財団「にいがた女(ひと)と男(ひと)フェスティバル2016」。今回は会員以外の方々からの参加を期待し、ワーク・ライフ・バランス支援と実態調査を目的にワークショップを開催しました。広報チラシや支部長の呼びかけで、男性を含む11名の一般参加者を迎え、会員合わせて22名でお茶とお菓子をいただきながら和やかに進行されました。

第1部 石井玲子さんの体験談と参加者の自己紹介‥…━━━☆
石井さんは、ご夫妻と小3、小1の双子の5人家族で祖父母は遠方住まい。2年の間に3人の子どもが生まれ、一時は育児の負担が非常に大きかった。米国での経験やご夫妻の生い立ちが影響してか、当時の乳児3人に関わる夫妻の取り組みは“できる人ができる事をする”方針であった。母乳以外は夫婦で平等に子どもに関わる、育休も2人でそれぞれに取得する、双子の夜中の世話は1日おきに当番制、できないことがあっても気にせず頑張りすぎない事、等を実践した。長男5歳、双子3歳の時までは共働きだったが、家族全体の幸せのため、また子どもが小さいうちに一緒に過ごす時間を多く持ちたいため、夫が勤めを辞めて3年間専業主夫となった。父親の子育て術はユニークでクリエイティブ。手伝いや生活のすべてが楽しみ・遊び・モチベーションに繋げられる。夫婦それぞれが子育ての中心人物になる経験をしたことで、いろいろな立場の人の大変さが分かるようになった。子どもが成長してからは地域が助けになっているとのこと。「皆が同じ形でなく、夫婦や家族のベストを求めて、それぞれの形を見つければ良い」と締めくくられた。
一般参加者の自己紹介では夫婦で勤めをしながら育児中のかたをはじめ、専業主婦として過ごしてきたかた、自営業の夫を持つかた、子どもと過ごすために勤めをやめ自営業になったかた、周囲に知人が無い中での育児を経験したかた、パート勤めのかた、さまざまな境遇のかたが、これまでや現在のワーク・ライフ・バランスの悩み、心がけについて話された。

第2部 絵本紹介と対話‥…━━━☆
冒頭には高橋令子支部長から出産や育児に関する統計資料が提示された。
続いて絵本の紹介に進む。まず「おおかみと7ひきのこやぎ」と「ピーターラビット」の世界を比較する。なんでもこなすスーパー母親が登場するこやぎのお話、母親とともに父親も寄り添うピーターラビットのお話、絵を見比べるだけでもこのような違いが見えてきた。
続いて働く母親とこどもを描いた「よるくま」、父親らしい遊びかたが楽しい「ピッツァぼうや」の朗読があった。
その後の一般参加者による対話では、男性参加者からの話題に上った“父親の会への参加”に話題が集まった。PTAをきっかけに父親が集まり、イベント等で子どもや地域のための活動も行うが、男性にとっては職場以外での男性同士の交流の場としての役割も大きいようである。
これを受けてほかの参加者からは、「夫をそのような会に出向かせるにはどうすれば良いか?」の質問も飛び、唯一人の男性参加者は、「気づきが必要で、それは人それぞれなので一概には言えず、ある意味難しいかもしれない。」と答えた。このような対話の場を設けるなどのしかけも必要ではないか、との意見もでた。ただし、「時間的・金銭的なゆとりが無いと男性が家事育児に目を向けるのは難しい。」との発言もあり、参加者もそれを理解した。また、「息子には家事へ積極的に参加させ、将来のイクメンを育てている。」などのお話は心強く、明るい将来を予感させるものだった。
最後に「ねこのピート」の朗読にあわせて歌も飛び出し、「何があっても歌を歌って前に進むってこと」のせりふに励まされ、会を終了した。

日々の苦しさを抱えながらも、皆さんが家庭生活上の心がけやモットーを持ち、家族と自身の幸せを実現させようとしている姿が印象的でした。消防団などの地域コミュニティーへの参加が、男性の育児参加に影響を与えることがある等のお話もあり、これは男性による育児参加の促進に向けるヒントかもしれません。男性の集まりでは妻の愚痴は出ないとのこと。夫たちは案外と家庭に満足し、妻に感謝をしているのでしょうか。家族で気持ちを伝え合うことや思いやりを持って言葉を届けることは、石井玲子さんが言われた「それぞれの夫婦や家庭のベストの形を見つける」ための近道かもしれません。