Entries

9月例会報告 国際交流部会学習会「フェアトレードで叶うこと」

9月28日(土)、国際交流部会学習会として「フェアトレードで叶うこと」 
当会会員で新潟国際ボランティアセンター代表の三上杏里さんを講師に迎え
制作ワークショップとお話をうかがいました。

*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*

学習会の最初にベトナムの施設にて加工された天然石(桂化石、水晶など)を使用してアクセサリー作りを。採掘の段階から児童労働が行われていないかなどチェックしているほか、事業として成功させるために製品により魅力を持たせるための工夫。フェアトレードにより私たちは「エシカル(倫理的な)」消費を行い、未来を自分で選ぶことにつながる。現在現地で作業を手伝う子供たちは小遣いを得てはじめて好きな飴を買うことができたなど喜びを得ている。

ワークショップ後、スタディツアーを終えたばかりの三上さんより最新の現地報告。現地では経済の状況に伴い豊かな生活を送るひと、外国人、洗練された施設が増えている。一方で貧困の人々がまだまだ多く、そのような人達が生活を向上させる手段は大学で学び卒業すること。NVCのベトナム奨学支援は相手の顔が見える方法が好評。企業からの支援参加は、ベトナムでの事業進出にあたり優秀な学生の確保のためにも期待されている。

2019年度 大学女性協会新潟支部奨学賞の募集について


一般社団法人大学女性協会新潟支部 奨学生の募集についてお知らせします。
下記のリンクから、募集要項と応募用紙(2種)をダウンロードして下さい。

募集要項 

応募用紙(2種)

【今年度の募集は10月10日をもって締め切りました】

新潟支部奨学賞の歴史
大学女性協会の活動目標の一つである女性の高等教育推進のために、支部奨学賞が設けられたのは、支部設立の3年後の1950年である。人物、成績共に優れた女子学生、女子高校生に、一層の努力と将来の活躍を願う思いを託して贈られる奨学賞は、2018年の第69回までに966名に贈呈してきた。当初は大学・短大生と高校生を対象に、2001年からは大学・短大生と大学院生、新潟大学への留学生を対象にしてきた。2012年には従来の学校推薦方式から公募方式に変更。

ご案内 公開学習会「源氏物語の中の女性の生き方~玉鬘編~」

7月例会は男女共同参画部による公開学習会として次の通り開催します。
準備の都合がありますので事前にお申し込みをお願いします。

講演  「源氏物語の中の女性の生き方~玉鬘(たまかづら)編~」
講師  山田さよ子さん 元高校国語教師、「源氏物語を読む会」主宰
日時 2019年7月27日(土)14:00~16:00講演会 (13:30~14:00は当会月例会)
会場 アルザにいがた(新潟市男女共同参画センター)東万代町9-1
参加費 無料  会員以外の方も男女問わずご参加いただけます。

2019-07-27


右下の問い合わせフォームにてお申込み可能です。



2月例会報告 講話「今、高等教育に求められていることと、教育実践からの課題」

2月例会は2019年2月23日にクロスパルにいがたを会場に、親睦部主催学習会として例年恒例となった「会員による講話」。
本年は本会会員で新潟青陵大学短期大学部副学長の五十嵐由利子さんより、「今、高等教育に求められていることと、教育実践からの課題」のタイトルでお話いただきました。
今日、国の施策として大学教育の質的転換が推進されています。講師の五十嵐由利子さんは7年前に新潟大学を定年退官されてすぐ現職に就かれ、副学長として大学の教育改革に取り組んでこられました。以下、講演内容の概略を報告します。

■■□―――――――――――――――――――□■■ 

大学の質保証について
 
 以前は「大学の設置認可」制度の厳しい条件が大学の質保証に関して重要な役割を果たしていた。しかし規制改革により、ある程度緩和されてきて、「事前規制から事後チェックへ」と変わった。認証評価制度(第三者評価制度)が導入され、2004年(平成16年)から、各大学は7年以内ごとに評価を受けることが義務付けられた。近年、内部質保証の確立を重視した評価項目が増えている。
中央教育審議会について
〇平成21年5月、中央教育審議会のキャリア教育・職業教育特別部会で、それまでの提言がまとめられた。初等中等教育では4領域・8能力(H14)、高等教育・学士課程教育では学士力(H20)を培うこと、また、厚生労働省が就職基礎能力(H16)を、経済産業省が社会人基礎力(H18)を求めている。
〇平成24年8月中教審より「新たな未来を築くための大学教育の質的転換に向けて」の答申が出た。その内容は、概ね「国立大学法人化導入から10年が経過し、大学改革に対する期待が高まっている。迅速な改革の必要性がある。学士課程教育の現状と学生の学習時間に関して各方面は不満足である。従って、組織的・体系的な教育課程への転換が必要。そのため学士課程教育の質的転換が求められている。」というものである。「学生が主体的に問題を発見し解を見出していく能動的学修(アクティブ・ラーニング)への転換が必要である」ことが指摘され、教員に対しては、「教育方法の転換と教員の教育能力の涵養が必要であるが、それには研究能力の一層の向上が求められる」こと、及び「教育と研究の相乗効果が発揮される教育内容・方法を追求することが、一層重要である」と述べられている。 
私立大学等改革総合支援事業について
〇各種補助金制度があるが、私立大学等改革総合支援事業が平成25年度に始まった。新潟青陵大学短期大学部は平成27年度から、「タイプ1 建学の精神を生かした大学教育の質向上」に申請し採択されている。申請に当たっては、予め文科省によって決められている「1基本的事項に係る評価」、「2多様な取組に関する評価」と「3高大接続改革の推進」の各設問に対して、実施状況による点数を記入するが、基準点に達しなければならない。

[以下、私立大学等改革総合支援事業配点区分表に沿って、主な項目についてのご説明]

1「基本的事項に係る評価」(2)「教育の質向上に関するPDCAサイクルの確立」(項目5~11)

★(2)-5「準備学習に必要な時間等のシラバスへの明記」
準備学習時間が決められており、例えば講義の場合、授業の総時間数22.5時間(1講義は90分、15回実施)に対して60時間の準備学習時間を毎回2~4時間振り分けてシラバスに書かなければならない。全科目について割り振る。学生の睡眠時間や通学時間、自由時間などを考慮しない書き方となっている。
★(2)-9「教員の評価制度の設定」
(2)-10「FD実施のための組織(委員会等)の設置及び教員の参加状況」 (FD:Faculty Development )
教員評価制度を設定した。
1998年の大学審議会答申で学部・学科全体の組織的な研究・研修(FD)の推進が求められた。2008年大学設置基準の改正でFDが制度化された。教員の教育力の向上が最も重要なポイント。委員会を設置した。
★(2)-11「アクティブ・ラーニングによる授業の実施」
 文部科学省の用語定義によると、アクティブ・ラーニングは「教員による一方的な講義形式の教育とは異なり、学修者の能動的な学習への参加を取り入れた教授・学習法の総称」である。米国National Training Laboratoriesの作成したラーニング・ピラミッドによると、授業の形態に「グループ・ディスカッション」「自らの実践」「他の人に教える」を取り入れると記憶の定着率が高い。そのことから、アクティブ・ラーニングは “思考を活性化する学習形態”[長崎大学 山地弘起氏]として導入された。
新潟青陵大学・新潟青陵大学短期大学部では、2017年、耐震改築による新校舎にアクティブ講義室を3室設置し、図書館にラーニング・コモンズを設置し、アクティブ・ラーニングを実施しやすくした。しかし、アクティブ・ラーニングには次のような課題も見えてきた。
・基礎知識がないことを教えるとき  
・各種資格に必要な科目(受験対策的な内容が多くなると、時間が不足)
・多人数の授業
・毎回、アクティブな授業形態にはならない
そこで、講義スタイルでも、「学生が主体的に学ぶ」ことができる教育方法の改善を追求する。

2「多様な取組に関する評価」(項目12~18)

★12「履修系統図又はナンバリングの実施」
科目に番号を付けて、履修の分野やレベルを判りやすくした。
★14「GPA制度の導入、活用」  (GPA=Grade Point Average)
授業科目ごとにSABCFの5段階で成績評価を行い点数化し、その平均値を奨学金受給の判定基準としたり、進級要件などとするようにした。
★15「学生の学修成果の把握」 
大学における教育の質保証の観点から、単に成績の点数だけでなく、大学のディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与の方針)に係る学修成果の可視化と情報公表が求められている。そこで、アセスメント・ポリシーを作成した。学生による授業評価アンケートとルーブリックを活用する。
例:「住居学概論」の授業における学修成果の可視化では、学生に実施した学習効果到達度調査結果をコンピュータに数値入力し、レーダーチャートを作成した。これにより、授業前・授業後の自己評価数値が明確になり、学生個人の成果及び全体の平均も一目瞭然とすることができた。

『大学の使命は教育、研究、社会貢献』 
 認証評価について、新潟青陵大学短期大学部は2021年度に受審となる。

■■□―――――――――――――――――――□■■ 
  
大学の教育改革について詳しく説明してくださいました。沢山の質問が出て活発な意見交換が行われ、私たちも理解を深めることができました。茶話会もあり、楽しい例会でした。 



第69回奨学賞を贈るつどいを催行しました

12月8日(土)、本年の奨学賞採用となった3名の女子学生をお迎えし、第69回奨学賞を贈るつどいを開催しました。

多くのご応募ありがとうございました。

Appendix

プロフィール

(一社)大学女性協会新潟支部

Author:(一社)大学女性協会新潟支部
新潟支部では毎月の例会・講演会開催のほかにも次のような活動をしてきました。
・県立新潟女子短大設立から四年制移行までのはたらきかけ
・調査研究活動
・奨学賞の授与 など

新潟県女性財団 評議員選出
新潟県立大学後援会 顧問選出
にいがた女性会議 団体会員

楽天

報酬は支部の活動資金に

お問い合わせはこちらから

名前:
メール:
件名:
本文: